Figurine / Klase Keramik / SF222
¥38,500
商品名:Figurine / Klase Keramik / SF222
デザイナー:---
メーカー:Klase Keramik(クラセ ケラミック)
サイズ:φ90 h 215
素材:陶器
原産国:スウェーデン
製造年:1980年代ごろ
在庫数:1
価格:38,500円
※上記の商品価格の他に配送費を承ります。
宅急便もしくはゆうパック Bランク
Overview
王冠を頭にのせ、淡い緑色の果実を思わせる造形の上に、ちょこんと腰掛ける女の子。どこか遠くを眺めているような横顔と、力の抜けた座り姿。思わず「この子は誰?」と想像したくなる愛らしい作品です。
北欧では古くから、森や岩、水辺など、人を取り巻く自然の中には目に見えない存在が息づく物語が語り継がれてきました。トロールも、そんな北欧の物語に登場する不思議な存在のひとつです。
森のどこかから、ひょっこり私たちの前に現れたような小さな女の子。もしかすると、この子も人の知らない森の中で暮らす、小さなトロールなのかもしれません。楽しい想像を膨らませながら眺めていると、少し不思議でどこかとぼけた愛らしさに、ますます惹かれていきます。
スウェーデンの小さな物語を、暮らしの中で愉しむためのアートピースです。
About the Piece
スウェーデン南部、スコーネ地方にあるHöganäs(ホガナス)。
良質な粘土に恵まれ、19世紀から陶器産業が発展したこの町には、大きなメーカーだけでなく数多くの陶芸家や小さな工房が集まり、それぞれのものづくりを育んできました。
本作に刻まれた「Klase Höganäs」のサインは、この町で1959年にOtto Klaessonが始めた陶芸工房、Klase Keramikのもの。
1962年には、まだ10代だった息子Klas-Göran Klaessonが工房に入り、やがて制作の中心を担うようになります。器から始まった彼の仕事は、次第に動物や人物へと広がり、神話や聖書、物語の世界を題材とした陶彫作品を数多く残しました。
本作にも、そんなKlas-Göranの作品に見られる、人物を通して物語を想像させる世界が広がっています。制作年や作品名を特定する資料は残されていませんが、工房の背景や作風から、彼の手による作品と考えられます。
華やかな陶芸史の表舞台というよりも、Höganäsというひとつの町に根を下ろし、生涯にわたり土と向き合い続けた陶芸家。
この小さな作品の向こうにも、その土地と、そこで積み重ねられた長い制作の日々があります。
Design Details
この作品の魅力は、異なる表情を持つ三つの造形がひとつに重なった姿にあります。
足元には、自然の力強さを思わせる、ざらりとした質感を残した四角い台座。その上には、白い釉薬が浮かぶ、淡い光沢をまとったグリーンの丸い造形。Klas-Göranにはリンゴをモチーフとした作品も残されており、この部分も果実を思わせますが、本作の正式なモチーフや作品名は確認されていません。
そして何より目を惹くのは、そこにちょこんと腰掛ける小さな女の子。印象的な金色の王冠、微笑むような表情、鮮やかなブルーの服。
細かな造形と色彩によって、一人の小さな登場人物が生き生きと描き出されています。
王冠をかぶったこの子は、いったい誰?
どこから来て、何を眺めているのでしょうか?
見るほどに想像が広がり、それぞれの心の中に小さな物語が生まれていく作品です。
At Home
店主より、
この作品は、著名なアーティストの作品ではありません。
けれど、その背景を紐解いていくと、北欧で古くから語り継がれてきた自然の中に目には見えない存在が息づくという物語の世界と、どこか重なるものを感じます。
この小さな女の子が誰なのか。どこからやって来て、どんな物語を語ろうとしているのかは分かりません。
少し不思議なものをそのまま受け入れ、そこにある物語を想像してみる。そんな愉しみ方にも、北欧の人々が自然とともに育んできた感覚が息づいているように思います。
もちろん、そんなことは考えず、「なんだか可愛いな」と、ただ愛でるだけでもいい。
暮らしの中に迎えたその日から、ふと目にするたびに想像を重ね、少しずつ自分だけの物語が生まれていく。
そんな付き合い方をしてほしい、小さなアートピースです。
Design Notes
・三つの造形が重なり生まれるユニークな佇まい
・土肌と釉薬、鮮やかな色彩が描く豊かな表情
・想像を膨らませ、暮らしに小さな物語を添える存在
Artist
Klas-Göran Klaesson
スウェーデン、Höganäsを拠点に活動した陶芸家。
1962年、父Otto Klaessonが設立したKlase Keramikに加わり、やがて工房の制作を担うようになります。器から動物や人物へと表現を広げ、神話や聖書、物語の世界を題材とした陶彫作品を数多く残しました。
ユーモアや親しみを感じさせる造形の中に、見る人の想像を誘う独自の世界を築き、生涯にわたりHöganäsで制作を続けました。
本作には「Klase Höganäs」の刻印が確認できます。工房の制作背景や作風からKlas-Göran Klaessonによる作品と考えられますが、作者名、制作年、作品名を特定する資料は現在確認できていません。
Studio
Klase Keramik
1959年、Otto Klaessonによってスウェーデン南部Höganäsに設立された陶芸工房。
陶器の町として長い歴史を持つHöganäsで、器をはじめとする日用品から陶彫作品までを制作しました。
1960年代以降は息子Klas-Göran Klaessonが制作の中心を担い、やがて動物や人物、神話や物語を題材としたフィギュリンや陶彫へと表現を広げていきます。
大きなメーカーによるものづくりとは異なり、Höganäsの地に根を下ろした小さな工房から生まれた、作り手の手の跡と豊かな想像の世界を感じさせる作品が残されています。
【 コンディションについて 】
欠けやヒビなどはなくヴィンテージとしては良好な状態です。 状態の詳細は画像にてご確認ください。
【 お届けについて 】
商品の出荷前点検を行った後に発送をさせていただきます。
通常ご決済より1週間ほどでの発送をしておりますが、しばらくの保管をご希望の場合にはご注文の際にお知らせください。無償で3ヶ月まではお預かりさせていただきます。(長期になる場合にもできる限りのご対応をさせていただきますのでご相談ください。)
【 商品のご確認について 】
商品実物は、弊社倉庫(川崎市宮前区)にてご覧いただくことが可能です。
(平日 10:00~17:00 ご予約制)
お問い合わせよりお気軽にご連絡ください。
ご遠方で実物確認が難しいお客様には、お気になる箇所の詳細画像のお送りをさせていただきます。お問い合わせよりお気軽にご依頼ください。
※この商品は1点までのご注文とさせていただきます。






































